こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。
今回は、誰もが使っているWindowsアプリケーションについて解説します。「Windowsアプリケーション」といってもピンとこない方も多いと思いますが、実はWindowsのパソコンを使用したことのある人は必ず使っています。
世間の関心は、IOSアプリ(iPhone、iPad、Macのアプリ)の方が大きいかもしれませんが、Windowsアプリケーションの方が、より社会や企業に浸透していることが分かると思います。
Windowsアプリケーションとは?
Windowsアプリケーションとは、Windowsのパソコンで動作するアプリケーションです。iPhoneアプリのWindows版とイメージしてください。デスクトップアプリケーションとも呼ばれることがあります。
Windowsのパソコンで行う業務を効率化したり、サポートしてくれるのがWindowsアプリケーションです。「ペイント」や「EXCEL」、「Word」もWindowsアプリケーションです。
世の中の業務で圧倒的に多く使われているのは、MacのパソコンよりもWindowsのパソコンです。多くの人の生活・業務をサポートしてくれています。
どんなプログラミング言語でつくられる?
Windowsアプリケーションは、基本的にC#とVisual Basic .NETというプログラミング言語で作成することが多いです。この2つの言語は、世界でよく使われる言語のランキングで5位と6位になっており、広く使われている言語です。
※世界でよく使われる言語ランキング:https://www.tiobe.com/tiobe-index/
どんな目的でつくられる?
Windowsアプリケーションは、「大量のデータを扱う」ことを目的としたアプリケーションが多いです。一言でいうと、「情報の管理」を行うアプリケーションです。
業界としては、医療、金融、物流、工場、家電量販店などで使われています。業務に使われることがほとんどのため、エンジニアの世界では「業務系」と呼ばれることもあります。
Windowsアプリケーションは、画面を自由に設計することができるため、業務に合わせて画面を作成できます。データの登録画面や検索画面など、自分の好きなようにカスタマイズすることが可能です。
ちなみに、あまり多くのデータを扱わない場合は、EXCELのマクロで作成した方が手軽かつ迅速に作成することができます。ただし、EXCELのマクロ開発に使われるプログラミング言語のVBAは、C#とVisual Basic .NETに比べたら扱いづらいため、敬遠されることも良くあります。
具体的にどんなことができる?
概要の話ばかりになってしまったので、ここからは具体的にどんなことができるのか?について、まとめていきたいと思います。
実際に使われているWindowsアプリケーションの例はこちらです!
- 銀行ATM
- POSレジ
- 医療機器管理システム
- 患者情報管理システム
- 入退室管理システム
- 在庫管理システム
- 倉庫管理システム
- 介護情報管理システム
- 機器管理システム
- 受発注管理システム
- 会員管理システム
- 販売管理システム
- 勤怠管理系システム
- 部品管理システム
- 労務管理システム
- 勤怠管理システム
- 忘れ物管理システム
- 書籍検索システム
たくさんの例を並べました。
いずれも「大量のデータ」を扱っていることが分かると思います。私は、部品管理システム/病院カルテ管理システム/入退室管理システム/POSレジの開発を行った経験があります。実際に社会で使われている姿が想像できるシステムを作るため、やりがいを感じながら開発することができました。
まとめ
今回の「Windowsアプリケーションでできることリスト」は以上です。予想以上に社会で役立っているアプリケーションではなかったでしょうか。
このように何ができるかを知っておくだけでも、日々のパソコン作業の見え方が変わると思います。社会を支えるシステムを作りたいと感じたら、まずはC#やVisual Basic .NETの学習から始めても良いのではないでしょうか。
では、また次回!