【入門】プログラミングの基本ルール 「順次」を分かりやすく解説

【入門】プログラミングの基本ルール 「順次」を分かりやすく解説

こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。

今回は、プログラミングの基本ルール「順次・分岐・反復」のうち、「順次」を分かりやすく解説します。

順次ってなに?

順次とは、「順番に処理を行うこと」です。

順次がプログラミングに必要な理由は、「プログラミングは順番に処理を実行するもの」だからです。プログラミングでは、1は〇〇、2は〇〇というように順番を完全に決めることが必要です。

相手が人間であれば、「おもちゃと絵本を棚に片づけて」とお願いすれば伝わりますが、コンピュータには伝わりません。おもちゃから片づければ良いのか、絵本から片づければ良いのか、順番が明確ではないからです。「おもちゃを最初に片づけて、その後、絵本を片づけて」とお願いする必要があります。

このようにコンピュータは、あらかじめ指示された順番に従って動きます。

「順次」で意識すべき3つのポイント

順次について、意識すべきことは3つあります。

1.順番が誤っていないか

繰り返し述べていますが、「順次」は順番がすべてです。順番が誤っていた場合、やるべき目的を達成できないことがあります。

例えば、自動販売機で150円のお茶を買ってくるロボットを考えてみましょう!

  1. 自動販売機の前に立つ
  2. お茶を選ぶ
  3. お金を入れる(100円玉と50円玉)
  4. お茶を取り出す

お金を先に入れないと当然お茶を選んでも購入することができません。このように順番が誤っていないか意識する必要があります。

2.順番に抜け漏れがないか

順番に抜け漏れがあった場合も、やるべき目的を達成できないことがあります。

前回同様、自動販売機でお茶を買ってくるロボットを考えてみます!

  1. 自動販売機の前に立つ
  2. お茶を選ぶ
  3. お茶を取り出す

この場合、お金を入れ忘れているのでお茶を購入することができません。そもそも行動(処理)が足りていないかどうかについても意識する必要があります。

3.最短ルートであるかどうか

順番を決めときは最短ルートを意識しなければ、余計な時間がかかってしまうことがあります。

今回も、自動販売機でお茶を買ってくるロボットを考えてみます!

  1. 自動販売機の前に立つ
  2. お金を入れる(10円玉を15枚
  3. お茶を選ぶ
  4. お茶を取り出す

この場合、目的は達成することができます。ただし、手順2で「10円玉を15枚」入れているので、余計な手間や時間がかかっています。このように、無駄な処理を行っていないか?最短ルートになっているか?まで意識できるとより良いプログラミングができます。

まとめ

プログラミングの基本ルール「順次」の解説は以上です。単純な内容なので、物足りなさもあったかもしれませんが、非常に重要な考え方なのでしっかり解説しました。

まずは「プログラミングは順番が重要」と覚えておけばOKです。

では、また次回!

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