こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。
今回は、エンジニアが必ず使うWindowsのパソコンルーティンを爆速にするショートカットキーについて解説します。
パソコンを毎日使う方は、絶対に知っておくべきショートカットキーを7つに激選しました。これを使っているだけで、作業スピードは劇的に変わります。
1つずつチェックしてみましょう!
1.ALT + Tab
① 操作内容
開いているアプリを切り替える。
② 時短ポイント
- 2つのアプリを切り替えるのが一瞬でできる
③ もう1歩踏み込んで解説
さらに深く知っておくために、もう1歩踏み込んで解説します。
「ALT + Tab」を1回押すと、直前に使用したアプリに切り替えることができます。ただし、これでは3つ以上のアプリを切り替えることができません。解決策は「ALT + Tab」を押したあとに「ALT」を押したままにすることです。試しに実践すると、以下のように開いているアプリが一覧表示されます。
「ALT」を押したまま、「Tab」を押すとアプリ2→アプリ3が順番に選択された状態になります。開きたいアプリが選択された状態で「ALT」を離すと、選択したアプリが開かれます。
このショートカットキーを使っているだけで、いつものパソコン作業は効率的になります。効率化できるランキング1位と言っても過言ではありません。必ず身に付けておきましょう!
2.ALT + F4
① 操作内容
アクティブなアプリを終了する。
※アクティブとは、「今操作している対象になっている」という意味です。
② 時短ポイント
- アプリの終了が、マウスなしでできる
- シャットダウンが、マウスなしでできる
③ もう1歩踏み込んで解説
このショートカットキーは、アプリを終了する機能だけでなく、シャットダウンをすることにも使うことができます。デスクトップを開いた状態で、「ALT + F4」を押すと以下のダイアログが表示されます。
このダイアログが開いた状態で「Enter」を押すと、シャットダウンすることができます。パソコンをシャットダウンするときは、このショートカットキーを使用して日々のルーティンを時短しましょう!
3.Windows + D
① 操作内容
デスクトップを表示する。
② 時短ポイント
- 開いているアプリを最小化するのが一瞬でできる
- デスクトップを一瞬で開くことができる
③ もう1歩踏み込んで解説
デスクトップにすぐに使うファイルを置いている方は、デスクトップにすぐにアクセスすることができるので、非常に便利なショートカットキーです。
このショートカットキーの効果を最大化するために、デスクトップを整理しておくのがおススメです。デスクトップを効率的に整理する方法は、「デスクトップを極めるシリーズ」で詳しく紹介しています。現時点で、デスクトップにフォルダやファイルが5つ以上ある人は、ぜひ見ておくことをおススメします。
【デスクトップを極める1】デスクトップはごみ箱だけで良い
【デスクトップを極める2】タスクバーの並び順だけでここまで効率化できる
4.Windows + L
① 操作内容
パソコンをロックする。
② 時短ポイント
- パソコンのロックが、マウスなしでできる
- 会社で席を離れるときに癖づけておくことがおススメ
③ もう1歩踏み込んで解説
ショートカットキーの覚え方について、少し踏み込んで解説します。
このショートカットキーのようにアルファベットが使われている場合、アルファベットの意味を考えると、ショートカットキーが覚えやすくなります。
今回の場合、「L」というアルファベットが使われています。これは「Lock」を意味しています。また、デスクトップを表示するショートカットキーでは「D」というアルファベット使われています。これは「Desktop」を意味しています。このように、英語の意味と関連付けて覚えると、楽に覚えることができるのでおススメです。
5.Windows + ↑↓
① 操作内容
- ウィンドウを最大化する:Windows + ↑
- ウィンドウを最小化する:Windows + ↓
② 時短ポイント
- ウィンドウの最大化/最小化が、マウスなしでできる
③ もう1歩踏み込んで解説
「Windows + ↓」のコマンドには2パターンの動作があります。それぞれ、理解しておきましょう。
- ウィンドウが最大化されている状態で実行すると、ウィンドウが通常サイズに戻る
- ウィンドウが通常サイズの状態で実行すると、ウィンドウが最小化される(最小化=画面から見えなくすること)
6.Windows + →←
① 操作内容
画面の右半分/左半分でウィンドウを最大化する。
② 時短ポイント
- 2つのアプリを綺麗に並べて、作業をすることができる
- 「調べものをしながら、メモする」のようなことがやりやすくなる
※以下のように画面上にアプリを綺麗に並べることができます。
③ もう1歩踏み込んで解説
Windows 10から「スナップ」という機能が追加されて、「Windows + →」や「Windows + ←」を押したときの動きが変わりました。
例えば、アプリ3がアクティブな状態で「Windows + →」を押したときの動きは以下の画像のようになります。
- アプリ3が画面の右半分で最大化される
- 開いている他のアプリが画面の左半分に表示される
- 矢印キーを使って、アプリを選択し、Enterを押す
- 選んだアプリが左半分で最大化される
このように、2つのアプリを綺麗に並べるサポートをしてくれるのが、スナップ機能です。便利な機能なので、使えるようになっておきましょう。
7.Windows + 数字
① 操作内容
タスクバーのアプリを開く。
※数字は、「タスクバーの左から〇番目のアプリを開く」の意味を表します。
② 時短ポイント
- タスクバーのアプリが、マウスなしで開ける
③ もう1歩踏み込んで解説
タスクバーを初めて聞いた方のために、タスクバーについて説明します。まず、タスクバーとは以下のような場所のことです。
このショートカットキーを使えば、タスクバーのアプリをマウスを使わずに、一瞬で開くことができます。日々の業務をかなり時短することができます。
タスクバーの整えることで、日々のパソコン仕事のやりやすさは大きく変わります。具体的にタスクバーを整える方法については、別の記事があるので、見ていただけると嬉しいです。
【デスクトップを極める】タスクバーの並び順だけでここまで効率化できる
まとめ
今回の「Windowsのパソコンルーティンを爆速にするショートカットキー」は以上です。
気になったものから、自分のペースで1つずつ身に付けてみてください!
では、また次回!