こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。
今回は、 Windowsのおススメ設定「通知」について解説します。この記事は、以下のような方にオススメです。
- 通知をコントロールしていないすべての人
ほとんどの人が当てはまるのでは?と思われた方もいると思います。裏を返せば、ほとんどの人が絶対にやるべき「通知のコントロール」ができていないということになります。
通知のコントロールをするだけで、生産性は大きく向上します。その理由と、具体的な対策について解説します。
では、始めましょう!
通知の細かく設定をすべき理由
前回の記事「集中モードで一気に仕事を終わらせる」では、一時的に通知を停止して、集中力を高める方法について解説しました。もちろん、この機能を使えば、間違いなく集中力を上げることができるのですが、それだけでは足りません。通知は徹底的にコントロールする必要があります。
メンタリストDaiGoさんのこちらのブログ記事では、「通知を2.8秒見るだけで集中力は、半分にまで下がり、4.4秒間見ると、1/3 まで下がる」と書かれています。いかに通知が集中力を阻害するかが分かります。
また、通知でなくとも「おすすめ」や「レコメンド」などの情報が視界に入るだけで、同様に集中力の低下が起きることが分かっています。
私たちがやるべきことは、不要な情報を視界に入れないようにすることです。
通知設定のやり方とおススメ設定
では、ここからは通知をコントロールするために、Windowsユーザーが絶対にやるべきおススメ設定について、3つ紹介します。
1.通知とアクションの設定で通知を減らす
1つ目は、通知とアクションの設定です。早速、以下の順番でクリックして、設定画面を開きましょう。
[スタート] > [設定] > [システム] > [通知とアクション]
画面が以下のとおり表示されます。ここで設定する項目は、2つあります。画像の①と②の設定です。
①の設定は、通知全般に関する設定です。私はすべてオフにしています。基本的にすべてオフで問題ないのですが、唯一オンにしても良い設定は、上から3つ目の「通知時にサウンドを再生する」です。大切な通知は見逃したくないという方は、サウンドで通知してもらうことによって、通知に気付きやすくなります。その他の上2つ、下3つの設定は、オフにして問題ありません。
②の設定は、アプリごとの通知の受信設定です。この設定は、自分が本当に通知が必要なアプリだけに絞り込んで、オン/オフを設定しましょう。私は、ポモドーロテクニックで使用する「アラーム&クロック」アプリ以外はすべてオフにしています。
2.おすすめ機能をすべて停止する
2つ目は、おすすめを通知してくれる設定です。Windowsには、おすすめを設定してくれる機能があるのですが、不要なおすすめのせいで集中力を途切れさせてしまうのは、あまりに損です。おすすめの設定は、合計4か所あるので、順番に、すべてオフにしておきましょう!
おすすめ機能1:通知とアクションの「おすすめ」
開き方 → [スタート] > [設定] > [システム] > [通知とアクション]
おすすめ機能2:タイムラインにおすすめを表示する
開き方 → [スタート] > [設定] > [システム] > [マルチタスク]
おすすめ機能3:ときどきスタートメニューにおすすめのアプリを表示する
開き方 → [スタート] > [設定] > [個人用設定] > [スタート]
おすすめ機能4:設定アプリでおすすめのコンテンツを表示する
開き方 → [スタート] > [設定] > [プライバシー] > [全般]
これでおすすめの通知から逃れることができます。
3.タスクバーの情報表示を減らす
最後の3つ目は、通知ではないのですが、タスクバーに表示する情報の設定です。
タスクバーの設定は、タスクバーを右クリックすることで開くことができます。 画面が以下のとおり表示されます。ここでオフする項目は、赤枠で囲まれた項目です。
まず、1番上の「ニュースと関心事項」は絶対にオフにしておきましょう。これをオフにしなければ、ニュース・関心事項・天気予報などが常にタスクバーに表示され、視界に入り続けてしまいます。
その他のボタン表示設定も、現役で使用しているものが無ければ、すべてオフにしておきましょう。余計な情報を視界に入れないためにも、不要なボタン表示なども極力減らしておきましょう。
タスクバーのカスタマイズは、その他にも生産性を上げるうえで、非常に大切なポイントがあります。以下の記事が参考になります。ぜひ、チェックしてみてください。
※関連記事
【デスクトップを極める】タスクバーの並び順だけでここまで効率化できる
まとめ
今回の「絶対にやるべき3つの通知設定」は以上です。まだ設定していない方は今すぐ設定して、集中の質を高めましょう。
では、また次回!