【IT業界の特徴】年功序列が少ないのは本当なのか?

【IT業界の特徴】年功序列が少ないのは本当なのか?

こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。

今回は、IT業界の特徴について解説します。私は「IT業界って年功序列が少なく、実力社会なの?」と聞かれることがよくあります。

今回はこの疑問の答えについて、詳しく解説します。

まず、私の結論は「年功序列はたしかに少ない」です。

なぜ少ないのか?という理由と、年功序列の少ない実力社会で、上にいく人が実際に行っている3つの行動を解説していきます!

実力が逆転することは頻繁にある

冒頭で話したとおり、IT業界に年功序列は少ないです。実際に、実力が逆転することは頻繁にあります。

一般的な業界では、勤務年数が長ければ長いほど、実力も比例します。経験値やスキルは、簡単には身に付けることができないからです。そう簡単に逆転することはできません。

ただし、エンジニア業界は一味違います。若い人の方が活躍している例も多くあります。その理由は、技術の更新スピードにあります。

技術は更新されていく

IT業界は、技術自体が日々更新されていきます。せっかく身に付けたスキルでも、数年経てば古くなり、必要なくなるということも珍しくありません。スキルには必ず賞味期限があります。

例えば、実力を付けて管理職になったとしても、勉強を劣ったら、部下にスキルが追い抜かれることも度々あります。現場で最新の技術を学び続ける若手の方が、実力が付くのは当然です。

IT業界では、変化する技術についていけるかが実力者で居続けるポイントになります。

実力差を生む3つの行動

具体的に実力差を生む3つの行動を紹介します。

1.流行りのプログラミング技術を追う

1つ目の行動は、流行りのプログラミング技術を追うです。

実力のある人は、これから流行るプログラミング技術を事前に学習していることが多いです。これから需要のある技術を抑えておくことで、開発が開始したときにスタートダッシュができ、良いポジションを獲得します。

では、現代の流行りは何でしょうか?現代は、加速度的に成長する9つの技術があると言われています。この技術は、さらに進化していきます。その進化を追うことができれば、貴重で実力を兼ね備えた人材になれます。

  1. 量子コンピューティング
  2. AI
  3. 輸送ネットワーク
  4. ロボット
  5. VR
  6. AR
  7. 3Dプリンティング
  8. ブロックチェーン
  9. 材料科学

興味のある人は、さっそく調べてみてください。

2.ショートカットキーを覚える

2つ目の行動は、ショートカットキーを覚えるです。

ショートカットキーを覚えているかどうかでも実力に大きな差がつきます。ショートカットキーを使いこなす人は、仕事スピードが速く、人より楽に多くの仕事をこなすことができます。

実は、ショートカットキーが本格的に普及し始めたのは、2009年です。これ以前のエンジニアは、主にマウスを使って仕事をしていました。2009年は、Window7が登場した年です。Windows7の発売と共にショートカットキーの数は爆発的に増えました。

年齢が高ければ高いほど、ショートカットキーの文化に触れる期間が短かく、マウスを使って仕事をする期間が長かったと言えます。つまり、ショートカットキーだけに着目すると、年功序列は生まれずらい状態と言えます。

実力のある人は、ショートカットキーをすぐに取り入れて、どんどん作業スピードを上げていきます。おススメのショートカットキーが気になる方は、関連記事もご覧ください。

※関連記事
【エンジニアが必ず使う】Excelの超便利なショートカットキー10選
【エンジニアが解説】Windows10の仮想デスクトップで使えるショートカットキー

3.常に学び続ける

3つ目の行動は、常に学び続けるです。

技術が更新され続ける今、大切なのは「常に学び続ける姿勢」です。エンジニアをやっていると、頻繁に新しい技術を学ぶ機会があります。

実力のある人は、今までのやり方に固執せず、新しいやり方も取り入れていきます。

この「学び続ける姿勢」は今後、ますます重要な条件になっていきます。実際に、重要性を感じた出来事がありました。プロジェクトメンバーの募集を手伝ってほしいと言われ、募集条件を確認すると以下のような条件でした。

  • 5Gの開発メンバー募集
  • 条件 → 5G未経験でも一緒に学んでいく意欲がある人

「5Gは、最近生まれた技術なので未経験が当然。ともに学んでいきましょう!」というスタンスです。学ぶ姿勢が需要に繋がり、結果的に実力者になる近道になるかもしれません。

まとめ

今回の「IT業界の特徴」の解説は以上です。実力差を生む3つの行動は、私も常に意識するようにしています。共に、実力者を目指していきましょう!

では、また次回!

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