【フォルダを極める】Dドライブを作成しよう

こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。

今回は、フォルダを極める方法の第2回を解説します。第1回では、「Cドライブにファイルを保存するのをやめる」というテーマで解説しました。第2回では、「Dドライブを作成しよう」について解説します。

Dドライブって何?

第1回で「Cドライブとは、パソコンに内蔵されているドライブのこと」と解説しました。(ドライブとは、データを保存する装置)

では、Dドライブは何なのでしょうか?答えは、同じです。

「Dドライブ」も、パソコンに内蔵されているドライブです。

CドライブとDドライブは何が違う?

CドライブもDドライブも、同じパソコンに内蔵されているドライブですが、役割は全く違います。

  • Cドライブ → WindowsのOS(パソコンを動かす司令塔)がインストールされている/インストールしたアプリ(Excel, Line, ゲーム, Photoshopなど)が保存される/デスクトップやダウンロード、ごみ箱のファイルはCドライブに保存される
  • Dドライブ → 役割なし!

Cドライブはどのパソコンも必ず使われている一方、Dドライブは使わない限り空のままです。つまり、Cドライブでファイルを管理している人は、Dドライブは全く使われていないことになります。

私は、自分で作ったファイルは、絶対にDドライブで管理すべきだと思います。

Dドライブにファイルを保存するべき2つの理由

1.Cドライブと用途を区別できる

1つ目の理由は、Cドライブと用途を区別できるからです。CドライブはWindowsのOSやアプリが動く上で大切なファイルが「自動的に」保存されており、すでに多くの役割があります。

Dドライブは役割がないので、自分で作ったファイルの保存先として活躍してもらいましょう。「自分で作ったファイルはDドライブに保存する」とルール化して、CドライブとDドライブの用途を区別することで、ファイルの保存に悩むことが無く、ファイルも探しやすくなります。

また第1回では、Cドライブを使うリスクを3つ解説しました。Dドライブでファイルを管理すれば、このリスクはすべて無くすことができます。

2.好きなようにカスタマイズできる

2つ目の理由は、好きなようにカスタマイズできるからです。Dドライブは、Cドライブのように自動的にフォルダが作られることがありません。

Dドライブは、自分の好みに合わせて自由にカスタマイズすることができます。

カスタマイズは、図書館をイメージするとやりやすいと思います。図書館はジャンルごとに本が整理されているので、必要な本を探しやすいです。自分で作る場合は「用途に合わせてジャンル分けをして、よく使うジャンルは入口付近に移動して目立たせる」など用途に応じて変更することができます。自分の好みや行動に合わせてカスタマイズしましょう。

おすすめのカスタマイズ方法については第3回で解説します。

Dドライブの作り方

まず、すでにDドライブがあるかどうかを確認してみましょう!エクスプローラーを開くとすぐに確認することができます。以下のショートカットキーを押してみてください。

「Windowsキー」+「E」

これで、エクスプローラーが開きます。この中の「デバイスとドライブ」というカテゴリの中に「D:」と書かれているのがDドライブです。
※「(D:)」より左の名前は変更できるので、パソコンのメーカーや人によって異なります。

Dドライブがある人

パソコンのメーカーによって、最初からDドライブがある人がいます。この場合は作成不要です。さっそく今日からDドライブでファイルを管理しましょう!

フォルダをどのように構成すれば良いかの解説は、第3回で行っています。ぜひ、チェックしてみてください。

Dドライブがない人

Dドライブがない人も心配不要です。Dドライブは簡単に作ることができます。

Dドライブの作り方は、すでに多くの方が解説しているので、あえてこちらでは行いません。こちらの記事が分かりやすかったので、参考に作成してみてください。

「Windows10 ディスクの拡張 Dドライブの作り方」
https://saiseich.com/os/windows10/disk-expand/

まとめ

今回の「フォルダを極める2」は以上です。Dドライブを使うことが、いかに大切であるかを解説しました。

「フォルダを極める3」では、フォルダの名前の付け方について解説します。フォルダ全体の名前の付け方をルール化するだけで、3倍効率化することができます。

では、また次回!

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