【フォルダを極める】Cドライブにファイルを保存するのをやめる

【フォルダを極める】Cドライブにファイルを保存するのをやめる

こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。

今回は、フォルダを極める方法について解説します。フォルダは、パソコンの仕事で日々使うものです。日々使うフォルダの状態を最適化すれば、パソコンの仕事をより効率化することができます。

大切なことは、ルール化と仕組み作りです。パソコンが遅くて困っている方や、ファイルを見つけるのに時間がかかる方、フォルダを綺麗にしておきたい方はぜひ実践してみてください。大切な内容なので、合計4回に分けて解説します。

第1回は、「Cドライブにファイルを保存するのをやめる」です。

Cドライブって何?

Cドライブを理解する前に、まずは「ドライブ」を理解しましょう!

「ドライブ」とは、データを保存する装置です。パソコンに内蔵されているものだけでなく、USBメモリーや、CD、DVDもドライブの一種です。

次に「Cドライブ」を解説します。

「Cドライブ」とは、パソコンに内蔵されているドライブです。パソコン上のさまざまなファイルを保存するドライブです。

Cドライブを確認してみよう!

エクスプローラーを開くとすぐに確認することができます。以下のショートカットキーを押してみてください。

「Windowsキー」+「E」

これで、エクスプローラーが開きます。この中の「デバイスとドライブ」というカテゴリの中に「C:」と書かれているのがCドライブです。
※「(C:)」より左の名前は変更できるので、パソコンのメーカーや人によって異なります。

Cドライブの役割

Cドライブにはさまざまな役割があります。メインの役割を一言でいえば、「超重要ファイルを保存する役割」です。

まず、パソコンのメインとなるWindowsのOS(パソコンを動かす司令塔)がインストールされています。他にも、インストールしたアプリ(Excel, Line, ゲーム, Photoshopなど)もすべてCドライブに保存されます。

よく使う以下のようなフォルダもCドライブに保存されます。

  • 3D オブジェクト
  • ダウンロード
  • デスクトップ
  • ドキュメント
  • ピクチャ
  • ビデオ
  • ミュージック
  • ごみ箱

つまり、「デスクトップ」や「ダウンロード」フォルダ、「ごみ箱」がファイルで一杯の人は、知らず知らずのうちにCドライブを圧迫していることになります。

Cドライブで自分が作ったファイルを管理するのはすぐにやめましょう!

Cドライブでファイルを管理すべきでない3つの理由

1.パソコンが遅くなる

1つ目の理由は、パソコンが遅くなるからです。Cドライブでファイルを管理すると、パソコンが遅くなることがあります。

ファイルの追加/削除を頻繁に行うと、少しづつドライブにダメージを受けます。Cドライブはパソコンを動かすWindowsのOSがインストールされているので、Cドライブでファイルを管理し続けると、パソコン全体がダメージを受けることになります。

結果的に、システムが不安定になったり、動作が遅くなったりすることがあります。

2.容量不足を起こしやすい

2つ目の理由は、容量不足を起こしやすいからです。

先ほども触れたとおり、Cドライブには超重要ファイルだけでなく、インストールしたアプリなども保存されます。デスクトップやダウンロードフォルダがファイルで一杯な方は、気づかないうちにCドライブを圧迫しています。

容量が不足してしまうと、アプリをインストールできなかったり、Windowsのアップデートができなかったりします。

3.ファイルを消してしまうリスクがある

3つ目の理由は超重要ファイルを消してしまうリスクがあるからです。まず、Cドライブを開くとさまざまなフォルダがあることが分かると思います。

例えば、「Program Files」や「Windows」フォルダを消してしまった場合、パソコンが正常に動かなくなり、復旧できない可能性もあります。超重要ファイルがたくさんある場所で、ファイルを追加・管理していると、誤って削除してしまうリスクがあります。例えばCドライブの容量が不足した時に、容量を増やすために消してはいけないファイルを消してしまったという例は良く聞くミスです。

「Cドライブのファイルは自分で消さない。」とルール化して、自分が作ったファイルは他の場所で管理することがもっとも良いと言えます。

まとめ

今回の「フォルダを極める1」は以上です。Cドライブでファイルを管理する行うことがいかに危険であるか理解できたと思います。では、どこで管理すべきでしょうか?答えはDドライブです。

「フォルダを極める2」では、Dドライブについて深堀していきます。

では、また次回!

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