【IT用語】ドメインとは?取得は早い者勝ち!現役エンジニアが初心者向けに簡単解説!

こんにちは!
フリーランスエンジニアのかたやまです。

今回は、IT用語のドメインについて解説します。

ドメインは、WebサイトやWebサービスに興味がある人にとって、非常に重要な内容です。ドメインの取得は早いもの勝ちの仕組みが採用されているため、少しでも興味がある人は、しっかり理解して早いもの勝ちの勝負に負けないようにしておきましょう。

難しい用語は使わずに、簡単に解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

ドメインとは?

ドメインを一言で説明すると、「インターネット上の住所」です。

ドメインは、ホームページのURLや、メールアドレスで使用されます。URLの場合、「https://www.」の後、メールアドレスの場合、「@」の後にあるがドメインです。

※サブドメインと言われるドメインもありますが、実際にサブドメインを使用する人はかなり少ないので、本記事ではドメインに限定して解説を進めます。

  • URLが「https://www.google.com」の場合、「google.com」がドメイン
  • URLが「https://www.amazon.com」の場合、「amazon.com」がドメイン
  • メールアドレスが「firststep@gmail.com」の場合、「gmail.com」がドメイン
  • メールアドレスが「firststep@yahoo.co.jp」の場合、「yahoo.co.jp」がドメイン

このように、URLやメールアドレスには必ずドメインが含まれています。ドメインがあることで、どの住所のサービスを使っているかが明確になります。

また、独自ドメインを使えば、誰でも自分のドメインをもつことができます。

独自ドメインとは?

自分専用のドメインをもつには独自ドメインが必要です。独自ドメインの特徴を3つ解説します。

1.自分専用のドメイン

独自ドメインとは、世界に1つだけしかない自分専用のドメインのことです。会社や個人で取得が可能で、好きな文字の組み合わせでドメインを取得することができます。

自分専用なので、会社のホームページや個人のブログ、メールアドレスなどに利用することができます。

2.早いもの勝ち

独自ドメインの最大の特徴は、「取得が早いもの勝ち」という点です。

すでに誰かが取得したドメインは、取得することができません。すでに存在する「google.com」や「mcdonalds.com」は私たちは取得することができません。

  • ブログを独自ドメインで立ち上げたい!
  • 起業して会社名の独自ドメインが欲しい!

と言った場合は、自分が考えているドメイン名が先に取られていないか確認しておきましょう。サービス名やブログ名が思い浮かんだら、まず最初にやるべきことだと言えます。

3.短いほど良い

独自ドメインは、短いほど良いと言われています。「google.com」や「muji.com」のように短いドメインであれば、人に覚えてもらいやすいからです。

ただし、短いドメインはすでに取られていることがほとんどです。独自ドメインが始まったのは1980年代です。約40年の間に主要な単語のドメインは取得されてしまっています。

それでも短いドメインを取得したいという方は、トップレベルドメインに注目する必要があります。

トップレベルドメインとは?

トップレベルドメインの特徴を3つ解説します。

1.ドメインの最後

トップレベルドメインとは、ドメインの最後に使われている文字列のことです。代表的なものは、「com」や「net」、「jp」などです。

トップレベルドメインは、自分で決めることはできず、複数の選択肢から選ぶことになります。「自分で決めた文字 + トップレベルドメイン = 独自ドメイン」という関係です。

本サイトのドメイン「firststep.pro」の場合、「firststep」が自分で決めた文字、「pro」がトップレベルドメインです。

2.代表的なトップレベルドメイン

トップレベルドメインは多く存在します。代表的なトップレベルドメインをいくつか紹介します。

トップレベルドメイン説明
com世界で最も登録されているトップレベルドメイン
net「ネット」関連サイトに最適なトップレベルドメイン
jp日本を表すトップレベルドメイン(各国存在する)
me最近人気のトップレベルドメイン(LINEなどで使用されている)
io最近人気のトップレベルドメイン(スタートアップ企業で流行っている)
proプロフェッショナルを意味するトップレベルドメイン(本サイトで使用)

いくつか紹介しましたが、このようにトップレベルドメインには意味があります。それぞれの意味を理解した上で、トップレベルドメインを決めるといいでしょう。

3.トップレベルドメインが増えてきた

最近、トップレベルドメインがどんどん増えてきています。以前までは、限られたトップレベルドメインから選択する必要があったため、短いドメインにしたくても、すでに取得されているということがほとんどでした。

しかし、最近ではこのトップレベルドメインがかなり増えてきて、今では100以上のトップレベルドメインから選択することができます。これによって選択肢が広がり、短いドメインも取得可能になってきています。

例えば、旅行のブログを書きたい場合、誰でも覚えやすいように「trip」という短い文字でドメインを作りたいとします。「trip」という文字は誰でも思いつきそうな単語なので、すでに取得されていることが多いのですが、トップレベルドメインが増えたことに伴って、「trip.pictures」のような短く、分かりやすいドメインを取得することが可能になりました。
(2021.05.13時点でtrip.picturesは実際に取得されていませんでした)

ちなみに、本サイトのドメインは「firststep.pro」です。「プログラミングの第一歩」というサイトタイトルに相応しいドメインが取得できたのは、トップレベルドメインが増えたおかげだと言えます。

トップレベルドメインが増えたとはいえ、早いもの勝ちのルールが変わったわけではありません。全世界で早いもの勝ちの勝負が行われているため、候補があれば、早めに取得しておくことをおススメします!

おススメのドメイン取得サービスランキング

私がおススメするドメイン取得サービスを紹介します。私は、紹介するすべてのサービスでドメインを作成した経験があります。どれも使いやすく、おススメです。

紹介する3つの基準は、有名であることです。有名であることの最大のメリットは、解説ページが多いことです。欲しい情報が入りやすいので、困ったときでも安心できます。

では、ランキングのトップ3を紹介します!

1位|エックスサーバー

1位は、エックスサーバーです。

エックスサーバーは、サーバーで有名なサービスですが、ドメインも取得することができます。

1位に選んだ理由は、「管理のしやすさ」です。ホームページを作るときは、サーバー契約とドメイン取得の2点が必要です。一般的には、サーバーとドメインは別々のサービスを使って契約するため、2つのサービスを管理しなくてはなりません。エックスサーバーであれば、この2点を同じサービス内で行うことができます。

また、日本でサーバーといえば「エックスサーバー」と言われるとほど安心できるサーバーであるという点も含めて、1位に選ばせていただきました。

2位|ムームードメイン

2位は、ムームードメインです。

ムームードメインの特徴は、「安い」です。おそらく紹介する3つの中で1番安いのが、ムームードメインです。まずは、低予算で始めたいという方は、ムームードメインをおススメします。

価格で決めたい場合は、トップレベルドメインの種類によって値段が異なる可能性があるので、今日紹介する3つで比較してみることをおススメします。

3位|お名前ドットコム

3位は、お名前ドットコムです。

お名前ドットコムの特徴は、「ドメイン取得の最大手」です。ドメインの設定などで困ったときも、解説ページが多いので困ることがありません。

またキャンペーンが豊富で「1円」でドメインを取得できるタイミングもあります。1円は破格なので、要チェックですね。素晴らしいサービスなのですが、3位になってしまった理由は、営業メールがとにかく多いことです。

メール嫌いの方は少し困ってしまいますが、キャンペーンは本当に魅力的なので、要チェックです。

まとめ

今回の「ドメイン」の解説は以上です。

簡単にまとめると、ドメインは「インターネット上の住所で、早い者勝ちなんだなー」と理解していただければOKです。

では、また次回!

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